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南極東海岸トットン氷河の氷の状況について

最終更新 2015.03.17

南極氷の変遷についてSEDのホームページからもNASA, ESA, JAXAデータを紹介しておりますが、通常画像右手が東半球、左手が西半球側となっています。右下側はオーストラリアの南にあたり、今回観測されているトットン氷河(Totten Glacier)もこのオーストラリアの南側に位置します。

通常南極大陸西側の氷の急速な減少が気になりますが、氷床が全壊すると世界の海水面が3.3mほど上昇すると考えられるため、東側の特異現象のみられたトットン氷河近辺もデータ解析が続けられています。

尤も氷床全壊には数世紀かかるとも言われており不確定な状況です。解析図は2008年から2012年までのデータから。今回明確になったのは、トットン氷河河口付近で、深くなっている部分では塩分濃度が高くなっている水(青)、オーストラリア側の海から暖かい水が氷の下を通り流れ込んでいる(橙矢印)現象が見られます。

source : NASA


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