SEDのTopへ  |  事業概要  |  サイトマップ  |  お問い合わせへ

  1. ホーム
  2. 学習帳:衛星・センサ名索引
  3. 気候変動観測衛星「しきさい」
Sentinel3A

GCOM-C/SGLI気候変動観測衛星「しきさい」

気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C/SGLI)の概要・諸元

気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)搭載の多波長光学放射計(SGLI:Second generation GLobal Imager)は、ADEOS-IIに搭載されたグローバルイメージャ(GLI)の後継センサで、近紫外から熱赤外域(380nm~12μm)において19の観測波長を有する光学放射計です。可視・近赤外放射計部(VNR)と赤外走査放射計部(SGLI-IRS)から構成されています。

観測帯域、分解能などは、米国でのTerra衛星などに搭載されるMODISセンサや欧州でのセンチネル3号のOLCIに類似しています。SGLIの特徴として、積雪不純物・積雪粒径などの検知のため近紫外にも帯域があることや、偏光チャンネル得られる大気中の粒子による散乱の情報を利用することで陸上のエアロゾルの情報が従来より高精度に抽出可能な仕様となっています。

気候変動観測衛星「しきさい」について
打ち上げ 2017年12月23日
軌道高度 798km(太陽同期準回帰、軌道傾斜角98.6度)
センサ ・可視・近赤外放射計部(VNR:Visible and Near Infrared Radiometer)
 -非偏光観測(11ch(VN1-VN11))、分解能250m、走査幅1150km
 -偏光・多方向観測(2ch(P1,P2))、分解能1km、走査幅1150km
・赤外走査放射計部(IRS:Infrared Scanner)
 -短波長赤外観測(SWI: 4ch(SW1-4))、分解能250m/1km、走査幅1400km
 -熱赤外観測(TIR: 2ch(TIR1,TIR2))、分解能500m、走査幅1400km
気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)搭載の多波長光学放射計(SGLI) の概要
チャンネル 主要用途 中心波長 波長幅 分解能
VNR, SWI: nm
TIR: μm
m
可視・近赤外放射計部
(SGLI-VNR)
非偏光観測機能 VN1
近紫外
陸上エアロゾル大気補正
有色溶存有機物
積雪不純物・積雪粒径
380 10 250※2
VN2 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
有色溶存有機物
412 10
VN3 植生指数
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
クロロフィルa濃度
有色溶存有機物
積雪不純物・積雪粒径
443 10
VN4 クロロフィルa濃度
懸濁物質濃度
490 10
VN5 光合成有効放射量
クロロフィルa濃度
530 20
VN6 クロロフィルa濃度
懸濁物質濃度
有色溶存有機物
565 20
VN7 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
懸濁物質濃度
673.5 20
VN8 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
懸濁物質濃度
673.5 20
VN9 水雲幾何学的厚さ 763 12 1000
VN10 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
積雪不純物・積雪粒径
868.5 20 250※2
VN11 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
積雪不純物・積雪粒径
868.5 20
偏光観測機能 P1 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
懸濁物質濃度
673.5 20 1000
P2 植生指数
陸上エアロゾル大気補正
海上エアロゾル・大気補正
光合成有効放射量
積雪不純物・積雪粒径
868.5 20
赤外走査放射計部
(SGLI-IRS)
SWI偏光観測機能 SW1 水雲光学的厚さ・粒径 1050 20 1000
SW2 雪氷面上雲検知 1380 20
SW3 雪氷面上雲検知 1630 200 250※2
SW4 水雲光学的厚さ・粒径 2210 50 1000
TIR観測機能 T1 地表面温度
植生水ストレス・火災検知
水雲幾何学的厚さ
雲微物理量(高度/相)
海面温度
雪氷面温度
10.8※1 0.74※1 250※3
T2 地表面温度
植生水ストレス・火災検知
水雲幾何学的厚さ
雲微物理量(高度/相)
海面温度
雪氷面温度
12.0※1 0.74※1

→参考サイト(JAXA/EORC/GCOM-C)