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広義の地球観測データ(気象・海洋・環境関係データ)について

広義の地球観測データ(気象・海洋・環境関係データ)について

広義の地球観測データ(気象・海洋・環境関係データ)について

SEDのホームページで紹介している衛星データは、主に地球の陸域を詳細に観測するものを中心にしています。 しかしながら、昔から使われている衛星データとして、気象データを筆頭に、最近では他に多くの衛星データが使われています。

近年では、大気環境や世界規模の環境把握、海の情報活用について、衛星データが積極的に利用されています。そのため、SEDであまり紹介していないデータについても、簡単に触れておきたいと思います。

気象データには、衛星データが既に多く使われています。代表的なものは、天気予報に利用する温度や水蒸気などのデータで、日本の静止気象衛星「ひまわり」(2014年2月現在はMTSAT2(運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)と2号(ひまわり7号)の2機))の他に、米国の静止軌道気象衛星GOES衛星や極軌道周回衛星NOAA(POES)衛星、DMSP衛星、欧州の極軌道衛星MetOp衛星のデータが、日本でも利用されています。更に詳しいデータを得るために、米国Aqua/Terra衛星搭載のMODISセンサや第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)衛星の高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)のデータも、日本で利用されています。

静止気象衛星は、通常自国中心の経度上にいつも位置するように設定されています。そのため、欧州でも静止気象衛星の第1世代Meteosat、第2世代のMSG衛星(Meteosat-8以降アフリカ上空で欧州だけでなくアフリカもカバーする)も、欧州に近い緯度に静止するよう配置されています。一方米国は、米国上空だけでなく、世界的な把握ができるよう、複数のGOES衛星がちりばめられて配置されています。また、気象や環境変動に関わるデータとして不可欠な地球上における重力推移のデータについても、現在ではドイツのGRACE衛星などが利用できます。

上記に紹介した衛星データは、世界規模の環境観測にもしばしば使われます。地表や海上・上空の分解能が数百メートル~4キロメートル程度と低いながらも、広範な地域を高頻度でデータ取得できる、つまりリアルタイムに近い形でデータを取得、予測などに活かしやすいことから、陸・海・大気それぞれの現象把握に多く利用されています。また、気象情報など既に生活に浸透している、無くてはならないデータとなっています。

その他環境に関する「世界規模の植生の変動が見たい」「オゾンホールの推移が見たい」「海洋の温度推移が見たい」といった要望にも、ここで取り上げている衛星やその仲間達が活躍します。

また、近年、地球全体の温度上昇のため、空中の水蒸気量や降雨の状態も変化しています。水循環の環境は激変しており、熱帯降雨気象観測衛星TRMM、第一期水循環変動観測衛星GCOM-W1「しずく」、全球降水観測計画GPM主衛星も含め、前述の気象関係衛星データはフル稼働しています。極域も含めた氷の観測には、マイクロ波放射計やレーザ高度計、SARを搭載した各種衛星が活用されています。

お客様の中には、「海運」「空輸」などで必要な方、「海難」「漁業」「海洋レジャー」などで海の状態把握必要な方もおいでかもしれません。海の気象(降水量、海上風、波高など)、海面高度、海表面温度、海色、海流、海氷などが、定期的によい状態で世界規模にサービスが行われるに至っておりませんが、源泉となるデータや地域的な活用、一部サービスの開始は行われています。

これからの業務に定性的に衛星データが必要なお客様のご相談をお待ちいたします。