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学習帳6:異なる色付けのデータにする

学習帳6:異なる色付けのデータにする

可視光以外に、近赤外の波長のデータを使って、地球観測の分野では少し変わった色付けの画像を良く使います。植物が近赤外光を強く反射することを利用します。 青の波長は、植物・土・水共に比較的強く反射してしまうため、ここでは使いません。

ナチュラルカラー(natural color)※

植物は、近赤外の波長を強く反射します。その近赤外を緑に、赤の波長のデータを赤に、緑の波長のデータを青に割り当ててカラー化すると、植物がくっきりとした緑に見えるナチュラルカラー(natural color)画像ができあがります。

ナチュラルカラー画像

フォールスカラー(false color)※

また、人間の目では、緑より赤色の方がより強調して見えるという特性があります。植物の様子を細かく把握するために、近赤外の波長を赤に、赤の波長は緑に、緑の波長を青にした左図のような画像をフォールスカラー(false color)と呼んでいます。

フォールスカラー画像

植物の見分け方

解像度の高い画像を使えば街路樹の1本1本までかなりくっきりと見分けられます。
更にフォ-ルスカラーでは、緑地と人工的に塗られた緑色部分の見分けもできます。

トゥルーカラーで見てみると、青線で囲った部分と緑線で囲った部分はいずれも緑色で、植物かははっきりしません。

同じ所をフォールスカラーで見てみると、植生がはっきり赤くなっているのが特徴的です。青線で囲まれたところは人工的なものだったとわかります。ナチュラルカラーでも違いは出ますが、フォールスカラーを使うとかなりはっきりとわかります。

※やっかいなことに、日本では上記の使われ方が主流ですが、米国では、上記ナチュラルカラー(natural color)もフォールスカラー(false color)も本来と異なる画像ということでフォールスカラーと呼び、「学習帳5」で説明したトゥルーカラー(true color)を自然本来の色ということでナチュラルカラーという場合が多いです。NASAでも下記のように説明しています。また、フォールスカラーには、上記で説明した他にも様々な自然な色合いと異なるバンドのわりつけ方があります。海外文献を読む場合には特にご注意下さい。

色の割り付けなどを説明した事例(NASAサイト)