はやぶさ2の第3回タッチダウンリハーサル他について

公開日 2018.11.09

2018年10月23日(火)~25日(木)にかけて、小惑星リュウグウを訪れている小惑星探査機「はやぶさ2」の第3回目のタッチダウンリハーサルが実施されました。11月8日(木)にJAXAで記者説明会が行われましたので簡単に概要をお伝えします。

今回は、第2回目のリハーサルで使用されたレーザー測距装置LRFを、単に距離計測をするだけでなく、探査機の制御にフィードバックする処理の確認が行われました。結果として、日本時間5日(木)午前11時37分高度13mでターゲットマーカが分離され、「はやぶさ2」は高度12mまで降下してターゲットマーカの追跡確認が行われました。また、10月27日~11月5日にかけて、ホバリングしながら高度を下げるBOX-C運用が行われ、高度2.2kmまで降下しターゲットマーカの撮影に成功、航法誘導の精度15.4m(着陸候補地L08-Bの中心から投下され着地したターゲットマーカまでの距離)が達成されました。

また、11月下旬から12月にかけて、太陽を挟んでリュウグウと地球は、正反対の位置に来ます。地球から「はやぶさ2」を見た時に、ちょうど太陽がじゃまをする位置「合」となり、通信にも影響が出るため、この期間はリュウグウに接近しない合運用が行われます。具体的にはこの期間に4回の軌道制御マヌーバを行い、「はやぶさ2」はリュウグウに接近せず離れすぎない軌道にとどまります。この件の記者懇談会は12月6日(木)、説明会は12月13日(木)に行われる予定です。

記者会見では、今年夏に小惑星ベヌーに到着し10月から探査開始されているNASAの小惑星探査機オシリス・レックス(OSIRIS-REx:Origins-Spectral Interpretation Resource IdentificationSecurity Regolith Explorer)ミッションについても触れられました。オシリス・レックスは、11月2日に撮影された小惑星ベヌー(Bennu:1999RQ36)の画像が話題となっています。ベヌーの形状はリュウグウに酷似、大きさは半分、自転周期は倍となっており、ボルダー(岩塊)も多いようです。

source : JAXA


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