27日朝火星の新たなローバー「インサイト」着陸なるか

公開日 2018.11.02|最終更新 2018.11.08

ついに11月がやってきました。火星探査機は火星に至るまで約半年必要です。2018年5月5日に打ち上げられたNASAの火星探査機インサイト(Insight)が、日本時間11月27日(月)午前5時前後に火星表面へ着陸する予定です。確実な着陸の様子は既に火星周回中の衛星で中継され、着陸数時間のうちには知ることができます。しかし、共に火星近傍に到達するマルコ (MarCO:Mars Cube One)が上手くいけば、リアルタイムで着陸の様子を中継できます。 MarCOは、初めて深宇宙へと向かい、火星軌道を通る超小型衛星であるキューブサット(6Uサイズ:約15kg)としても注目です。

インサイトは、火星大気圏突入約7分前に母船(cruse stage:火星軌道に到着する巡航ステージ)が切り離され、時速約20,800km、火星の薄い大気でも大気減速の恩恵を受けるため突入角12度という浅い角度で、火星表面からの高度約112kmから大気圏へと突入します。ヒートシールド側の温度は摂氏数千度に上る一方、2分以上降下する間に大気抵抗により母船は減速して、その速度は時速1,600kmほどになります。その時、母船には12Gがかかります。

高度約16kmの所で、今度はパラシュートが展開します。15秒ほどでパラシュート全体が膨らんだところで、6つの切り離し用ロケット点火で下部のヒートシールドが切り離されます。その後着陸脚を伸ばし、約1分後に着陸用のレーダーのスイッチが入れられます。高さ約1.6kmの所で、今度は上部の耐熱シールドがパラシュートごと切り離されます。着陸船の衝撃を和らげる逆噴射が実施され、高度と速度が制御されて、着陸予定のエリシウム平原(Elysium Planitia)に降り立つ予定で、現在運用中の火星ローバーキュリオシティのいるやや北側の平らかな領域(参照:NASA)です。

着陸ライブはNASAテレビのライブ放送、Youtube、Ustreamでのライブ放映が行われる予定です。また、NASAテレビでは関連放送が多数実施されます。

source : NASA

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