小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会

最終更新 2018.06.01

小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションのハイライトが近づいています。「はやぶさ2」は、前身の「はやぶさ」ミッションに続く小惑星探査ミッションです。今回接近の小惑星は2015年10月に命名されたリュウグウ(Ryugu, 1999JU3)、これはC型小惑星といって小惑星の中でも水・有機物を含む物質があると推定される種類です。(はやぶさが接近したイトカワはS型惑星。S型は、地球上で最もたくさん発見されている隕石である「普通コンドライト」の故郷と考えられる。大きさもイトカワの長径が535mに対しリュウグウは900m。)2018年6月7日現在、「はやぶさ2」は、リュウグウから約2,100kmの距離におり、今年1月10日に開始した第3期のイオンエンジン運転も、6月3日に無事、往路運転を終了しました。

往路運転が終了し、「はやぶさ2」の記者説明会が6月7日(木)11:00-12:00に行われました。往路では24kgの推進剤キセノンを消費し、42kgが残っているということです。イオンエンジンの運用状況が「はやぶさ」の場合と比較しながら、また光学電波複合航法についても、わかりやすく説明されました。今後接近まで、光学航法に於いて接近誘導(時々化学エンジンを吹かす)で、接近していくことになります。

「はやぶさ2」は、実運用の状況により数日前後する可能性はあるものの、リュウグウ到着は6月27日前後の予定です。27日前後に高度20km程度で、その後、リュウグウへ高度1kmまで迫る降下を行い、タッチダウンやローバーの投下など、運用が順に行われる予定です。現時点の予定が、記者会見資料中にもあります。

次回の説明会は6月14日に実施される他、27日前後にもプレスリリースの実施、7月以降も定期的な記者説明会が実施される予定とのことです。

source : 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(18/06/07)(JAXA), イオンエンジン往路完走(JAXA)


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