中国の気象衛星風雲二号の最終機打ち上げ

最終更新 2018.06.06

日本時間2018年6月6日(火)午後10時7分、静止気象衛星 風雲二号H(FY-2H:Fengyun 2H)が、長征3Aロケットにより四川省 西昌衛星発射センターから打ち上げられました。

風雲二号は、1986年から1997年まで開発が行われた中国の第一世代の気象観測衛星です。今回の8機目の打ち上げで、全ての衛星打ち上げを終了したことになります。1998年に風雲二号のシリーズが運用を開始して以来、天気予報、自然災害や環境調査、資源開発や科学研究などの分野で利用されてきました。

今回打ち上げた風雲二号は、東経79度の静止軌道上に置かれる予定です。1つの可視波長と4つの赤外波長で、地球の約3分の1の地域の観測を行います。また、宇宙環境モニタも搭載しており、太陽X線、高エネルギー陽子・電子・重粒子などの観測も実施されます。

なお、現在の中国の気象衛星は、静止気象衛星「風雲二号」4機、極軌道気象衛星「風雲三号」3機、次世代静止気象衛星「風雲四号」1機の、合計8機が運用されています。前回の風雲二号Gの打ち上げは、2014年12月31日です。


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