中国は大気環境観測衛星を打ち上げ

最終更新 2018.05.09

日本時間2018年5月9日(水)午前3時28分に、中国の大気観測衛星高分五号(Gaofen5)が、長征4Bロケットにより、山西省 太原衛星発射センターから打ち上げられたことが発表されました。衛星設計寿命は8年、重さ2,700キログラム、6つの観測装置を搭載しています。軌道投入後、大気汚染物質、温室効果ガス、地域の空気環境品質、水環境と生体モニタリング、地質・資源調査と気候変化の研究を高分解能、多スペクトルで観測を実施します。

中国および米国メディアの報道によれば、観測対象は上空のエアロゾル、二酸化硫黄、二酸化窒素、二酸化炭素、水酸化化合物や水、酸素、メタンなどを含みます。搭載の下記6つのセンサのうち、AHSIは可視・近赤外光・短波長赤外のハイパースペクトルカメラでは大気中のガスを高精細に計測、AIUSは上空大気の太陽光の吸収を利用する大気掩蔽法による大気微量成分を観測、DPCはエアロゾル計測を実施します。軌道高度は約708キロメートル、軌道傾斜角は98.2度。

  • 先進的ハイパースペクトルイメージャ(AHSI:Advanced Hyperspectral Imager)
  • 可視赤外マルチスペクトルセンサー(VIMS:Visual and Infrared Multispectral Sensor)
  • 温室効果ガスモニタリング装置(GMI:Greenhouse-gases Monitoring Instrument)
  • 大気近赤外(AIUS:Atmospheric Infrared Ultraspectral)
  • 環境モニタリング装置(EMI:Environment Monitoring Instrument)
  • 方向偏光カメラ(DPC:Directional Polarization Camera)


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