準天頂衛星を加えた宇宙天気データ配信の開始

最終更新 2018.04.09

一歩地球を飛び出すと、地球周囲には、宇宙からの様々な粒子を捉えた厳しい環境が広がっています。高エネルギーを持つ荷電粒子や中性子、紫外線、X線の飛び交う環境は、太陽活動や天体活動によってその値を時々刻々と変化させます。

宇宙で活動する衛星や宇宙船は、こうした宇宙環境に曝されて、材料の劣化、CPUの誤作動などを起こします。衛星や宇宙船のいる宇宙環境の状態を把握し、データとモデルを提供するのが宇宙環境計測情報システム(SEES:Space Environment & Effects System)です。提供する宇宙天気データは、現在運用されている海洋地球観測衛星JASON-2, 3、ジオスペース探査衛星あらせ(ERG)、準天頂衛星みちびき(QZSS)といった衛星システムに搭載されている装置から取得したデータです。

4月から準天頂衛星みちびき2号機と4号機の宇宙天気データの準リアルタイム配信が開始されました。みちびきが通過する軌道沿いに、各粒子の高(赤)低(青)が表示され、どの時間帯にどの場所でどういった環境であったかがわかります。

source : JAXA, みちびきの準リアルタイムデータ(JAXA)


TOP