ウェッブ宇宙望遠鏡は木星の月エウロパも観測予定

最終更新 2017.09.04

2018年に打ち上げが計画されているジェームズ・ウェッブ(James Webb)宇宙望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として詳細な宇宙観測や太陽系外の惑星の生命の起源を解き明かすための観測などが計画されています。更に研究者達により、現在、表層の氷の下に海の存在が示唆されている木星の月エウロパ(Europa)や土星の月エンケラドス(Enceladus)の観測支援も行うと伝えられました。

科学者達が関心を持っている、エンケラドスとエウロパの表面を破る水の噴出は、巨大な海の下から加熱する地質学的なプロセスによるものであることがNASAのカッシーニ探査機やガリレオ探査機の観測により明らかにされています。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線分光器(NIRSpec)と中間赤外装置(MIRI)を使って、このプルームの構成(特にメタン、メタノール、エタンなどの有機物)を解き明かすため分光分析を実施する予定です。

しかし、有機物をとらえたとしてもそれは生命起源か自然のプロセスから成る化学的なものかは明らかでなく、また、エンケラドスについてはエウロパより更に遠く10分の1程度にしか観測できないため、プルームを十分に解析できるかどうかははっきりしないということです。

source : NASA


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