小惑星フローレンスが9月1日接近通過予定

最終更新 2017.08.24

地球近傍の軌道をとる小惑星フローレンス(Asteroid Florence)が、2017年9月1日に、地球からおよそ700万km(地球と月の距離のおよそ18倍)離れた場所を安全に通りすぎる予定です。カリフォルニア州のNASAのゴールドストーン地球局にあるソーラーシステムレーダーやプエルトリコにある全米科学財団のアレシボ電波天文台の観測によれば、小惑星フローレンスのレーダー画像を10mほどの解像度で明らかにすることができたということです。これらの観測所のレーダーでは多くの接近する小惑星を観測しており、今回のフローレンスよりもっと地球に接近するものもあります。しかし、NASAのスピッツアー望遠鏡やNEO WISEミッションでの観測から小惑星フローレンスの大きさは4.4kmと推定されており、地球近傍小惑星の中でも大きな小惑星のひとつです。

小惑星フローレンスは、1890年以来、そしてこの先2500年以降までの範囲で、今回の接近が最も近いとされます。8月末から9月初めにかけて光度も上がり、9等星ほどの明るさとなるので、小さな望遠鏡があればみなみのうお座、やぎ座、みずがめ座、イルカ座の間を移動する様子が観測できるとのことです。

なお、小惑星フローレンスは、1981年3月にオーストラリアの観測所で発見され、フローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)に敬意を表して名付けられました。

source : NASA


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