ニューホライズン17か月先の目標天体は2つかも

最終更新 2017.08.08

2015年に冥王星接近を終えたNASAの探査機ニューホライズン(New Horizons)は、2019年1月1日に冥王星から更に16億kmかなたにあるカイパーベルト天体2014MU69への接近を予定しています。ニューホライズンは、2016年4月にカイパーベルト内の145kmほどの大きさの天体「1994 JR1」を、2016年7月には直径1,100kmの小惑星クアオア(Quaoar)を遠距離から撮影しています。

ニューホライズンのミッションを推進する科学者達は、2014MU69天体に対する新しいデータを収集しています。科学者達は、アルゼンチンのパタゴニアにある望遠鏡などで、2017年7月17日に恒星の前をMU69天体が通りすぎる時の減光を見る、掩蔽法による観測を実施し、その観測によれば、MU69は大きな楕円体物体か、非常に接近している2つの物体(もしくは2つが接触している可能性もある)かもしれないと想定されるとのことです。想定されるMU69の大きさは長さ30km以上、直径15-20kmほどです。こうした観測は、今後の接近観測時の飛行計画に役立てられることとなります。

source : NASA


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