ヴェガロケットが2機の地球観測衛星を打上げ

最終更新 2017.08.02

日本時間2017年8月2日(水)午前10時58分に、2つの地球観測衛星を搭載したヴェガロケットが、予定通り打ち上がりました。1分57秒後に第一段分離、3分40秒後に第二段分離、4分8秒後にフェアリング分離、6分42秒後には第3段が分離されました。打ち上げ後約42分後にOPTSAT-3000衛星が予定軌道に分離、1時間37分後にVenμs衛星が分離されました。

Venμs衛星(264kg)は、イスラエル宇宙機関とフランスのCNESが共同で開発した地球環境観測衛星で、植生および環境モニタリング小型衛星(Vegetation and Environment monitoring on a New Micro Satellite)の頭文字をとった命名。太陽同期の軌道に投入され、可視と近赤外に12波長をもったマルチスペクトルカメラで、毎日760平方kmの画像を撮影する予定です。再訪期間が2日という広域高頻度の撮影で植生研究や環境探査の機会となる他、イスラエルのホール効果型スラスタをベースにした電気推進システムを軌道上で実証試験する目的も持っています。

OPTSAT-3000衛星(368kg)は、イタリア国防省の地球観測衛星でイスラエルのIAI社が製造。光学センサを搭載しており、軽量、低消費電力、高分解能、高精度な撮影位置の把握、軽量を活かした素早い姿勢変更能力が売りだとのことです。衛星と地上管制システムはイタリアとイスラエル間の政府間協定に基づいて構築されています。イタリアのレーダー衛星コスモ・スカイメッドの次世代機と同期をとった運用の実施が予定されています。

source : アリアンスペース社


TOP