ハッブルの撮影した小さな火星の月フォボス

最終更新 2017.07.21

2016年5月にハッブル宇宙望遠鏡の撮影した火星の月フォボスのタイムラプス画像が公開されました。 火星の月フォボスは26.4km×21.6kmほどのフットボール型をしており、火星表面から約5900kmの高度を7時間39分で周回しています。ハッブルの撮影は22分間の中で13回の露出を行い得られた画像をつなげたもので、小さな月があたかも星のように小さく映るムービーが出来上がっています。

このNASAの記事で紹介されている動画で出てくるフォボスの最初のクローズアップ写真は、1976年の7月20日にマリナー7号が撮影したものです。ビデオには、ほかにもマリナーシリーズなど歴史的な火星探査ミッションに於けるフォボスの撮影から、地上探査車からの撮影、近年の火星周回観測衛星からの詳細な表面撮影までがまとめられています。現在も火星表面の探査を続けているキュリオシティが2013年に撮影したフォボスによる日蝕の様子も含まれています。

フォボスは、100年毎に2mづつ火星に近づいており、3,000万-5,000万年後には火星に落下するか、火星の重力により増大する潮汐力で軌道上で崩壊してリングを形成すると予測されています。

source : NASA


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