新たな日本の火星探査に於けるフランス宇宙機関CNESとの協力について

最終更新 2017.04.12

日本の新たな火星探査ミッションとして、火星衛星サンプルリターンミッション(MMX:Martian Moons eXploration)の公開ホームページが、4月10日に公開されると共に、その計画概要が一般に紹介されました。 MMXミッションの現時点のタイムスケジュールは、2024年打ち上げ、2025年火星周回軌道投入、火星周回後火星衛星の擬周回軌道(QSO: Quasi Satellite Orbit)に入り、火星の月フォボス(もうひとつの月ダイモスになる可能性もある)に於いてサンプルを採取、2029年地球帰還になります。搭載するミッション機器の例は下記を考えているとのことです。

  • ・ガンマ線・中性子分光計:地下の物質分布、特に氷が存在の有無を調査
  • ・広角分光カメラ:7つの画像センサを用いて、7色の画像を同時に取得
  • ・近赤外分光計:表層の水分子や水を含む鉱物を観測
  • ・望遠カメラ:20km離れたところから40cmの岩石を見つけることが可能
  • ・広角分光カメラ:7つの画像センサを用いて、7色の画像を同時に取得
  • ・レーザ高度計:表面の凹凸を調査
  • ・ダスト計測器:ダストが浮遊しているかを観測
  • ・イオンエネルギー質量分析:衛星周辺の粒子を調査

source : JAXA MMXホームページ

また、同4月10日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、フランス国立宇宙研究センター(CNES)に於きまして、火星衛星サンプルリターンミッションの検討に関する実施取決め(Implementing Arrangement)が、締結されました。 JAXAとCNESは、この取決めにもとづき、下記の3点の協力内容について共同検討を行う予定です。

  • 1.近赤外分光計(MacrOmega)
  • 2.フライトダイナミクス
  • 3.小型着陸機の搭載可能性検討

source : JAXA


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