土星探査カッシーニ9月にグランドフィナーレへ

最終更新 2017.04.06

NASAの土星探査ミッション「カッシーニ」(Cassini)は、1997年に打ち上げられ、2004年に土星周回軌道へ投入されて以来、観測を続けてきたミッションです。2005年に土星の月タイタンに降下させたESAの着陸船のホイヘンスが撮影した液体メタンの海や、カッシーニ本体が撮影したエンケドラスから熱水が噴き出す様子などが紹介されてきました。

燃料が残り少なくなったカッシーニはそのミッション終了を前に、様々な軌道から土星の撮影を行っており、Fリングへの接近撮影なども実施していますが、2017年9月15日にいよいよ木星の大気圏に突入させるグランドフィナーレを迎えることになりました。

土星探査機カッシーニは、木星本体とその輪の間の2400キロメートルほどの隙間へと飛び込むための軌道変更を4月26日に行います。ミッション終了を迎えるまでの5か月間、土星の輪の構造や起源に迫るデータを得るため最後の観測が行われる予定で、4月11日にその一連の命令を行う信号が、カッシーニ軌道機に向けてアップロードされる予定になっています。4月22日に土星の月タイタンへの最後の接近飛行(フライバイ)を実施し、その後軌道を大きく曲げて土星本体といちばん内側のリングの間を通過する軌道に投入されます。

カッシーニは9月半ばには少し距離のある形でタイタンの近づくことで、最後の軌道変更を行って、土星の大気圏へ突入することになりますが、最後まで土星の大気組成などに関するデータを観測して送信する予定となっています。

source : NASA


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