トラピスト1はケプラー宇宙望遠鏡観測データも利用可能に

最終更新 2017.03.15

トラピスト1はみずがめ座に位置する太陽系からおよそ40光年離れた恒星で、先月22日NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡と、南米チリにあるトラピスト(TRAPPIST)望遠鏡により、惑星が恒星前を通過する時の減光を観測するトランジット法を用いた観測で7つの地球型惑星の存在が明らかにされました。

今度は8日の発表で、宇宙望遠鏡のケプラーでも2016年12月15日から3月4日まで観測されたトラピスト1に関する生データが研究者達に公開されました。

ケプラー宇宙望遠鏡は、2016年12月15日から3月4日までの期間に、この空域を含むK2ミッションのキャンペーン12を運用しています。生データを研究者達に公開することにより、6つの惑星の観測の改良と、恒星から最も遠くの7番目のトラピスト1hの質量と軌道の決定、主星の磁気活動についての追加情報が得られることが期待されています。

光学のケプラー宇宙望遠鏡は常に作動しているわけではなく、計画に沿って行われています。このキャンペーン12の運用は、トラピスト1発見以前の2015年10月に設定されていました。しかし、昨年5月にトラピスト1の最初の3つの惑星の報告が成された後、プログラムが急遽書き換えられ観測が行われ、今回のデータの公開となりました。科学コミュニティでの素早い対応が、更なる画期的な発見に繋がるか期待されます。

source : NASA


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